2度目の入院が、クリスマスでした。
もう、点滴をさす所が無く、太ももからでした。
何も食べれない日がら5日目「少しなら
食べていいよ」と、重湯が出ました。
舐めるようにゆっくりと食べました。美味しかったです。


初日の出は、病院の窓から見ることが出来感動でした。
ミレニアム早々の2箇所の手術を
太陽に向かって、思わずお祈りしていました。
 


手術の前日に先生から「声が出なくなるかも、調べた肉腫は
大丈夫だったけど、開けて見ないと裏側は判らないから」と
言われても覚悟は出来ていました。


6時間程の手術でしたが、麻酔で何も解らず、
家族に声を掛けられて、ぼんやりと気がつきましたが、
めまいがするのと息が苦しくて、酸素吸入をして貰いました。


部屋中が、ぐるぐる回る目まいは、4日過ぎると落ち着いて
きましたが、車酔いの気分の悪さは、しばらく続きました。


薬疹で、身体がかゆくなり、目の中まで掻きたい状態でした。
バランスが悪くなり、平熱が、34度~35・3度と低く
もっとひどい日は、33・3度と驚く様な体温の低さでした。
これが、機能低下症で、内臓の働きも悪くて、食べても
満腹も空腹も感じず、寒くて大変でした。



桜の咲く頃から、自転車を杖代わりに5分の散歩から初め、
1時間歩けるようになり、プールの中を30分にしました。


景色も人の顔もぼんやりして、目まいもする怖い状態でした。
ジムで、ゆっくりと軽くエアロバイクを漕いで3日目から
汗が出だして、周りが明るく成って何もかもが、はっきりと
見える様に成ってきました。



毎日無理をせず、ジムでの有酸素運動バランスの良い食事
排泄、足心を心掛け、2年目から、排泄の感覚が戻り、
体温もやっと36・5度となり、内蔵も働き出しました。
発病してから4年掛かりましたが、
日々元気になってきて嬉しいです。







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