会社の帰りに表千家流の茶道教室へ、通っていましたが、
華道の家元の奥さんが、裏千家流を教えて居られましたので
習うことに成りました。
身分の上も下も無い、にじり口を同じ姿勢にして、お茶室に
お席入れする様は、私に安心感を与えてくれました。
その頃は、就職するにも、結婚するにも、どこの馬の骨か
解らんと言われ、両親の無いのが悪い様に取られる時代

でしたから何よりの勉強の場でした。
お道具の扱い、準備、片付け、水屋周り、お客さまを迎える
心も学ぶ事が出来ました。


神戸、奈良、滋賀県、箕面からも、遠いのに習いに来て
元気が貰えるから嬉しいと喜んで貰えました。
世の中が、受験地獄になり、贅沢だと思われるお稽古が、
主婦たちから取り上げられ、塾の費用に成って行きました。
お稽古は、そんなものではないと思っていた私は、
家での、お稽古をやめて府の養護老人ホームや、公民館で
盲人の方達にボランティアで教える事に方針を変えました。

待って下さる方々と、楽しい充実したお茶を通しての
心の通い合いは、私の気持ちを豊かにして下さいました。
たまからが病気になり、お顔を見にいけなく成りましたので
お稽古は、全てストップしました。

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